髙山辰雄と星星會の仲間たち アートフェア東京 | おすすめの展覧会 | 美術商 丸栄堂 marueido(有限会社丸栄堂)は、高山辰雄(髙山辰雄)、平山郁夫を中心とした物故作家、下田義寛、竹内浩一、田渕俊夫、牧進の現存作家をはじめ、大家より新人まで幅広いラインアップを誇る、精選された日本の絵画の卸商です。

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※3月6日(木)は招待制となります。

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日本画壇を長年牽引し、独創的な表現で個性を放つ下田義寛、竹内浩一、田渕俊夫、牧進の
四氏が結成した「星星會」は2005年から10年間にわたりその軌跡を残しました。
「星星」の名は、故・髙山辰雄先生が四人の画家それぞれが
星のように輝く存在であることを願って命名されたもの。

―小さな星でも切磋琢磨によって大きな星のように輝くようになる― 髙山辰雄

四氏はその言葉に恥じぬ日本画の精神性を追求し、後進の画家たちにも刺激と指針を示しました。
その確かな足跡は伝統文化を踏まえながら新たな可能性を探る、
日本画の未来への道筋となるでしょう。

髙山辰雄 略歴
TAKAYAMA Tatsuo

1912年
大分県に生まれる
1933年
師・松岡映丘の画塾「木之華社」に入門
1934年
帝国美術院展に「湯泉」が初入選
1936年
東京美術学校日本画科を首席で卒業
1965年
第7回新日展「穹」が芸術選奨文部大臣賞を受賞する
1972年
日本芸術院会員となる
1975年
日展理事長に選出される
1979年
文化功労者に顕彰される
1982年
文化勲章受章

図版:「森の氣」 50号

「森の氣」 50号

1985年
「日月星辰—髙山辰雄展 1985」開催
(日本橋髙島屋、名古屋松坂屋、大丸心斎橋、トキハ会館、京都髙島屋)
1989年
髙山辰雄展(東京国立近代美術館、京都府京都文化博物館、富山県立近代美術館)
1995年
パリ・三越エトワールにて髙山辰雄展が開催
2003年
中国・北京国際美術ビエンナーレ特別展として「日本 髙山辰雄作品特別展」開催
2005年
下田義寛、竹内浩一、田渕俊夫、牧進の4人展に「星星會」と名付ける
2007年
95歳にて逝去

下田義寛 略歴
SHIMODA Yoshihiro

1940年
富山県に生まれる
1963年
東京藝術大学美術学部絵画科を卒業 郷倉千靭に師事
再興第48回院展に「祈」が初入選
1966年 
法隆寺金堂壁画再現模写に参加
1978年
日本美術院同人となる
1981年
初の個展が日本橋髙島屋などで開催される
2000年
下田義寛展〈夢の中の夢、絵の中の絵〉が
パリ・三越エトワールにて開催
2005年
竹内浩一、田渕俊夫、牧進とともに「星星會」を結成
2011年
倉敷芸術科学大学名誉教授となる
2018年
富山県滑川市名誉市民に顕彰される

図版:「長元坊」 116.7×90.9㎝

「長元坊」 116.7×90.9㎝

図版:「夕映え」 90.9×116.7㎝

「夕映え」 90.9×116.7㎝

竹内浩一 略歴
TAKEUCHI Koichi

1941年
京都府に生まれる
1966年
山口華陽に師事
1967年
第10回日展初入選
1977年
第4回山種美術館賞展大賞
1997年
京都府文化賞功労賞
2002年
京都市立芸術大学教授となる
2005年
下田義寛、田渕俊夫、牧進とともに「星星會」を結成
2006年
日展評議員となる
2010年
京都市文化功労者に顕彰される
2023年
温もりのある眼差し・竹内浩一展(秋水美術館 富山)
2024年
Pathos 竹内浩一展が髙島屋にて開催

図版:「手なが」 142.0×97.0㎝

「手なが」 142.0×97.0㎝

図版:「手なが」 142.0×97.0㎝

「手なが」 142.0×97.0㎝

田渕俊夫 略歴
TABUCHI Toshio

1941年
東京都に生まれる
1967年
東京藝術大学大学院を修了
1968年
再興第53回院展に「ヨルバの神々」初入選
1970年
平山郁夫に師事
1985年
日本美術院同人に推挙される
2005年
下田義寛、竹内浩一、牧進とともに「星星會」を結成
2009年
東京藝術大学名誉教授となる
2016年
日本美術院理事長となる
2019年
文化功労者に顕彰される
2022年
旭日中綬章受章
2023年
芸術院会員に任命される
2024年
文化勲章受章

図版:「大 地」 116.7×90.9㎝

「大 地」 116.7×90.9㎝

図版:「月 光」 20 号

「月 光」 20 号

牧進 略歴
MAKI Susumu

1936年
東京都に生まれる
1952年
川端龍子に内弟子として入門
1957年
青龍社第29回展で「白薔薇」が初入選
1966年
師・川端龍子逝去により青龍社解散、
以後無所属画家として個展を中心に制作
1972年
牧進日本画展〈春夏秋冬〉日本橋三越にて開催、
川端康成より牧進讃を賜る
1981年
外務省依頼により「愛華麗盛」を制作、ASEAN本部に寄贈
1998年
美術界の発展に寄与した功績により文部大臣より表彰
2005年
下田義寛、竹内浩一、田渕俊夫とともに「星星會」を結成
2023年
文化功労者に顕彰される
2024年
伊勢神宮 神宮美術館に「竹林紅白梅」を奉納
春夏秋冬 牧進展が日本橋三越にて開催

図版:「秋 意」 97.0×130.3㎝

「秋 意」 97.0×130.3㎝

図版:「淡 雪」 116.7×90.9㎝

「淡 雪」 116.7×90.9㎝

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