大地讚頌 田渕俊夫展 アートフェア東京 | おすすめの展覧会バックナンバー | 美術商 丸栄堂 marueido(有限会社丸栄堂)は、高山辰雄(髙山辰雄)、平山郁夫を中心とした物故作家、下田義寛、竹内浩一、田渕俊夫、牧進の現存作家をはじめ、大家より新人まで幅広いラインアップを誇る、精選された日本の絵画の卸商です。

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※3月7日(木)は招待制となります。

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大地讚頌

我々人類は物質文明の探求に心魂を傾け
大いなる発展を遂げてきた。

しかし昨今、自然すらも支配することができるという
人間の行き過ぎた考えに母なる大地は
我々に静かな警鐘を鳴らし続けている。

近代文明の発展はこの生きる土台である
「大地」無くしては成立せず、我々は未来に
豊かな自然を繋げていかなければならない。

どこまでも広がる空と大地、水天一碧の瑞穂の国は美しい。

悠久の大地と自然の賛歌を
現代日本画家・田渕俊夫が線条に託す。

図版:春もよい 116.7×90.9cm

春もよい 116.7×90.9cm

図版:春爛漫 120.0×120.0cm

春爛漫 120.0×120.0cm

図版:緑萌ゆ 90.9×116.7cm

緑萌ゆ 90.9×116.7cm

田渕俊夫 略歴

1941年
東京都江戸川区に生まれる
1961年
東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻に入学
1967年
東京藝術大学大学院を修了、 修了制作《水》が大学買い上げ
第22回春の院展に初入選
1968年
第53回院展に初入選
1970年
平山郁夫に師事
1974年
愛知県立芸術大学美術学部絵画専攻日本画講師となる
1979年
「今日の日本画・第5回山種美術館賞展」(山種美術館)で優秀賞受賞
1982年
第67回院展に《流転》を出品し、 日本美術院賞(大観賞)を受賞
日本美術院特待に推挙される
1984年
愛知県立芸術大学美術学部絵画専攻日本画助教授となる
1985年
東京藝術大学大学院美術研究科保存修復技術助教授となる
日本美術院同人に推挙される
1995年
東京藝術大学大学院美術研究科教授となる
1996年
日本美術院評議員となる
2004年
鶴岡八幡宮斎館酒心亭襖絵《美しき大地》6面を奉納する
東京都渋谷区に転居
2005年
下田義寬、 竹内浩一、 牧進と共に「星星會」(髙島屋)を結成
以後、第5回展(2013年)まで出品
2009年
東京藝術大学を定年退職、 同大学名誉教授となる
2016年
日本美術院理事長となる
2018年
第100回院展(2015年)出品の《渦潮》が恩賜賞、 日本芸術院賞を受賞
2019年
文化功労者に顕彰される。 大嘗祭のために《悠紀地方風俗歌屏風》を制作
2022年
旭日中綬章受賞
2023年
芸術院会員に任命される
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