フランス、ニューヨークでも個展を行うなど、
近年活動の場を世界に広げつつある西嶋豊彦先生。
伝統技法の鍛錬に裏打ちされたその画風は、
洗練されたモダンな感覚を併せ持つ、魅力的なものとなっています。
更なる進化を続けられる西嶋先生は5年程前から準備を進め、自ら原料の木を育て、
オリジナルの手漉き和紙を制作しました。
漆も学び、日本画に加えて「Brand New Japanese Fusion Art」と題しました、
和紙、漆などの融合を試みた作品も今回併せて展覧致します。
絵画と工芸を超越した世界観を、この機会に是非ご高覧賜りますよう
ご案内申し上げます。
1966年生まれ。国内外において個展を中心に活動を続けつつ、
自ら原料の木を育てるなど、5年程前から準備を進め、
新しい手漉き和紙の技法を編み出し和紙と漆とを取り入れた
新たな日本画を展開する。
日々変わり続けることが生きる証と信じ、挑戦を続けている。
近年、滋賀の湖北に「かみ座」Hand-Made Paper Picture Art研究所設立。
白い和紙、漆黒の漆。
そして色彩華やかな日本画の世界。
三つの世界が三位一体となった時、
自然の恩恵が織りなす、
新たな日本画の世界がうまれる。