日本を代表する美術商、三年に一度のアートフェア「東美特別展」 | おすすめの展覧会バックナンバー | 美術商 丸栄堂 marueido(有限会社丸栄堂)は、高山辰雄(髙山辰雄)、平山郁夫を中心とした物故作家、下田義寛、竹内浩一、田渕俊夫、牧進の現存作家をはじめ、大家より新人まで幅広いラインアップを誇る、精選された日本の絵画の卸商です。

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日本を代表する美術商、三年に一度のアートフェア「東美特別展」

東美とは

東京を中心に活動する有力美術商約500名によって組織された東京美術商協同組合と、その組合員が主な株主である株式会社東京美術倶楽部の総称であり、美術業界最大のグループです。

「東美特別展」とは

東美のなかで特に選ばれた65店の美術商が出展する展示即売会です。
美術館クラスの名品に出会えるだけでなく、実際に触れて買うこともできる貴重なイベントとして国内外のコレクターや愛好家が心待ちにするアートフェアです。

丸栄堂ブースNo.26「日月星辰の世界 髙山辰雄展」

髙山は大分市内、春日大社の裏手、庭の松林がそのまま海につながっている自然豊かな土地で育ち、子供の頃から満点の星空に興味を抱いていた。そんな環境は、広大な宇宙を想像させ、そのひとかけらにすぎない地球、そこで営まれる人間社会の日々、輪廻転生、この摩訶不思議な世界への疑問と探究を増幅させていった。
画家は「私は人間を描きたいのです。その『人間』というのは、私には風景でも花でもいいのです。つまり、花びら1枚でも人間を表したいと思ってきたのです。人間を考えながら風景も描いているのですが、それがなかなかうまくいきません。」「生命の偉大さとか人間の感動、そういうものを絵にしようと願って、それが『日月星辰』と言う展覧会になった」と語っている。画家が生涯を掛けたテーマであり、その精神性は「明けの星」と言う作品でも十分ご堪能いただける。この1枚の絵画との対話は、画家の人となりを知ることができると同時に、見る側の心のあり方を問う作品でもあるように感じる。

図版:「朝の稜線」髙山 辰雄

「朝の稜線」髙山 辰雄

図版:「草上楽を聴く」髙山 辰雄

「草上楽を聴く」髙山 辰雄

図版:「暈」髙山 辰雄

「暈」髙山 辰雄

図版:「明けの星」髙山 辰雄

「明けの星」髙山 辰雄

図版:「虞美人草」髙山 辰雄

「虞美人草」髙山 辰雄

図版:「牡丹 阿蘭陀壺に」髙山 辰雄

「牡丹 阿蘭陀壺に」髙山 辰雄

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